JBL4344が我社の会議室に鎮座して、2週間目となる。
先週末はアナログのLPを、今週末はデジタルのCDを中心に聞いている。何といっても、CDをHDDに落としてi-TUNEで聞く音楽は、面倒でなくて良い。自分の音楽アーカイブの中で、自由に検索できる。
聴く音楽は、どうしても1960年位の物が多い。音楽の録音再生の技術が、取りあえず完成に近くなったのが1950年代の後半、その後も新しい技術は出てきているものの革新的と思われるほどではない。我々は過去50-60年の演奏のうち、ジャンルを限らず一番気に入ったものを聞いていることになる。
クラシック音楽が実質的に完成に達したのが、多分19世紀の終わりごろ、現代音楽は、それからそんなに進歩していない気がする。ジャズは、1960年ごろか。
音楽再生技術を少し議論すると、やはり多分1970年頃がピークだったかもしれない。私の20代だった時代は、100万円もするオーディオシステムを買い込んで、年収の殆どをそれに使ったり、クルマに使ったりしたものだ。1980年代の始め頃、LPからCDへの移行が始まり、ラジカセが主流になった。音楽再生機器の市場は、急速に下降して、サンスイ、ナカミチ、アカイ、コロンビア、ティアック、などの多くの国産オーディオメーカーは、退場していった。
新しい技術と古い技術、なかなか面白い。iPODでMP3,ケータイで着ウタ、新しい音楽技術は、聴くシーンが簡単でハンディーになっているだけかも知れない。
4344のスピーカー、好きものの創業者がJBLという会社で最期に創ったシステムだと聞く。やはり、自分の信じる物を作ろうとして作った製品は、良いものが多い。その後は、例によってマーケッティング中心の会社になって、コンシューマに好まれるシステムを開発していくことになる。
堂々と、自分の好きなこと、信ずることをするのが21世紀型の職業観である気もする。この片方で100KGもあるスピーカーも、自分達の好きなことをした結果の商品に違いない。
さて、例によって真空管のアンプで鳴らす。
● コルトレーンの興奮、マイルスの知性とエネルギー
● レイ・チャールズや
● ベースのリズムを刻む音
● オーケストラのスケール間
どれも、今までにない迫力で迫ってくる。
ヤフオクでのユーザーからの直接の購入で少し心配したが、危惧だったようだ。残された人生の良き友になってくれそうだ。
今年のオフィスのアトラクションがひとつ増えた。ワインでも飲みながら、1960年代のLPでも聴こう!!
最近は、手のかからない観賞用植物が大勢、このポトス君も何の世話も無く、2年以上の間、当社会議室を占拠した。何の手もかからない(水もやらず、肥料もやらず、陽にも当てず)で2年間生息する生命力は、果たしてDNAの改良?によるものか、それとももともと生命力が強いが故にここまで普及したもなのか。技術を司る当方としては、勿論DNA改良のほうが面白いのだが、果たして、その「改良」によって失ったものは何なのか?「改良されたポトスは幸せか?」、「改良」されて小さく可愛く上品になった犬たちは、何を得て、何を失ったか??ま、ちょっと考えすぎ、
趣味が始まる瞬間は、いつもこんなもの、何かのきっかけがあって始まる。考えてみれば、真空管アンプも、持ち込んだ奴がいて、始まった。最近さっぱりのゴルフも、ひょっとするとまた何かのきっかけで始まるかもしれない。ポトスのお陰か、天気のことを少し、気にするようになった。なぜか、ポトスをベランダに出してから一週間あまり、きれいに晴れた日が来ない。
後一ヶ月もすると、新しい芽が吹き、3ヶ月くらいで、青々(緑緑?)と葉が繁る、そんな日を想像しながら、暫く暮らしてみよう、其の頃は、当社のベランダは、ポトスまがいの観賞植物でいっぱいになっているかも。
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