ひでじろうは、私の祖父の営んできた会社、加藤秀次郎商店から取った私のペンネーム、この1年ほど使っている。私は、海外と蜜に接するジャパン21の代表をこの8年間務めている。この25年間、テクノロジーの畑で事業開発と運営の仕事をしてきた。通算の海外出張は150回ほど、その内、米国が50回、イスラエル、50回、その他、50回が概略。海外からのゲストの対応を含めると、半分は日本語で生活し、半分は英語で生活している。その分、普通の日本人と異なる部分と、それ故に日本を愛する部分が交錯していると自覚している。日常の生活から、感性の趣くまま、とりあえずブログなる手段を通じて、自己の表現をしてみたいと思う。
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昔から私がイスラエルに出かけるというと、「バケーション?」と聞かれることが多い。 朝、6:00に起きて、メールをチェックして、日本と連絡をとり、その後、5-6件のアポをこなすのがバケーションかよ? と言って、返答していたが、まあ、バケーションといえない訳でもない。

● 基本的に、こちらの仕事仲間は、皆友達
● 話の中身も、いろいろで、確かに仕事の話ばかりをしている訳ではない
● どこまでが冗談で、どこまでが本気なのかもお互いに解らないことも多い
● 日本的な、「会議」とは、全く雰囲気が違う
● Beer on the Beachのミーティングも今回結局、2回やった。散歩しながらやったミーティングもある。

これを、12年もやっていると、まあ、気楽といえば気楽、相手がだれであろうと(日本的の言えば、偉い方々も多い)緊張などということはない。 これからは、「バケーション?」と聞かれたら、無理に否定するのはやめよう。少なくとも、バケーションの要素はある。

あるイスラエル人の友達に言わせれば、「お前のは、良い人生だよ!!、俺も見習わなくちゃ」と言っていた。 明日は、イスラエルを出て、東京に帰ります。
夏も盛りを過ぎて、イスラエルの気候も過ごし易くなってきたこの頃。来週の水曜の午後には、イスラエルから帰る予定である一方、Beer On the Beach のアポが3件ある。

どれも、オーナー、CEO、VPといった連中で、そこそこエスタブリッシュメント。そのうち、2件は、一度会ったきりの「仲間」、そんなに深い付き合いの相手では無い。

こちらでは、一度会っただけの相手でも、「海岸でビールでも飲もうぜ!!」なんてことが言える。夕方のミーティングなら、サンダルとTシャツで現れる。勿論、仕事の話もするが、基本的には、仲良くなるプロセスの一環、非常に重要なイベントであることに間違いは無い。

日本のビジネス環境では、不真面目の謗りを免れ得ないが、こちらの仕事は「個人」が仕事の世界でも前にでる。

「仕事を楽しむ」、多分、エグゼクティブに成れば成る程、この考え方は重要だ。個人同士の信用なくして、有益なビジネスは産まれない。

なんて、生意気なことを言いながら、本日の晩飯は、百均で買って持ってきた、佐藤のご飯に海苔、それにイスラエルのワインとチーズ、こういうのが美味いんだよね!!


ユダヤ人が5人集まると10の違った意見が出てくるということがある。ルールを守るよりも、ルールをつくるほうが好きな人たち。

数ヶ月前に、飲食店での禁煙の法案が執行されたのは、このブログにも書いた記憶がある。この法律では、屋内も屋外も同じ規制を受ける。此の国は、気候が良い性もあって、多分半分くらいのレストランやコーヒーショップには、テラスでの席が作ってある。私も其の愛好者のひとり、気候のよい時の屋外でのビールは、本当に気持が良い。

さて、この法律、屋内は皆理解を示し、禁煙している。然し、屋外への適用は、必要があるのかと疑問視している。私も其の一人。法律ができた頃は、一斉にこれが適用になり、テラスでも禁煙。ただし、最近は少し事情が変わってきた。店側への規制は、「灰皿を出さない、灰皿を出すと法令違反で処罰される」ようで、流石にイスラエル人、「運用」でこの規制を迂回したようだ。

「灰皿にもなるコースター」が、その迂回策。まだ、実際には見てないのだが、今は、テラスであれば、結構タバコが吸えるようになった。

これにて、一件落着

(因みに、今日の晩飯のところは、紙コップに水をいれてくれました)
さて、先日のイスラエルのオルメルト首相の国家戦略のひとつが、電気自動車、考えてみると、イスラエルは絶好の事業環境にある。

●    国土が小さく、例えば、エルサレムからハイファにドライブしても、200km程度
●    自動車産業がなく100%輸入、原油もなく100%輸入
●    政府の政策が働きやすい
●    一年で、25万台程度の新車需要は、パイロットとして適当な市場サイズ
●    クルマの輸入関税は、100%、ガソリン税も高く、価格のハードルをクリアしやすい

そこに現れたのが、200億円強を既に調達した米 プロジェクトベタープレース 計画としては、

●    クルマは、リース、バッテリーの充電、交換もサービスの一部
●    クルマ(ハードウェア)とバッテリー充電、交換(サービス)のパッケージでケータイ電話の事業者の様なモデル
●    ベタープレース社は、イスラエル国内での、バッテリー充電、交換のスタンド網を整備する
●    イスラエル政府は、この電気自動車の輸入関税をゼロにして、これを支援する
○    ルノー日産グループが、車両を開発、供給する 
○    販売開始は、2011年

なかなか良くできた戦略で、2011年は、世界中の自動車関係者がイスラエルに詣でを始める年かも。


今日は、イスラエル大使館主催の「イスラエルの技術革新と日本の産業界のシナジー」というセミナーに出てきた。来日中のイスラエルの首相の参加を伴う、プライオリティーの高いイベントだ。超イスラエル通の私にとって、あまり新しい情報はなかったものの、

●    イスラエルはシンガポール並に、今後段階的に法人税を引き下げる
●    イスラエルは電気自動車の関税をゼロにする
の2点が新鮮だった。
 
現在の企業環境は、世界のどの国に本社を置くのも自由であり、グローバルに立地する起業を誘致するには、税負担を軽くするのが常套手段、アイルランド、デンマーク、スウェーデンなどの小国は成功例。イスラエルはシンガポール並みに今後数年間で、20%まで法人税を段階的に引き下げるという。企業は、節税のためにその本店(意思決定の場所)を移動する。また、税率が安ければ、利益を上げるインセンティブが働くし、内部留保も増えて、財務内容が改善し国際競争力が産まれる。特に国際金融の分野では、この面が大きく、シンガポールのファイナンシャルセンターは、成功の例となる。世界のユダヤ人のお金が、イスラエルに還流し、イスラエルが世界のファイナンシャル・センターの一つになるのが構想か。
 
イスラエルはまた、クルマの関税が100%、日本で200万円以下で買えるマツダ3(イスラエルではベストセラー)やカローラが、400万もする。そこで現れたのが、「電気自動車であれば、関税ゼロ」、これはインパクトがある。なにせ、100%の関税が0%になるのだから、コスト面のハードルは一気に低くなる。世界の電気自動車市場へのトレンドをイスラエルがリードする可能性は十分にありうる。当然、そこでは、イスラエル技術の世界の自動車産業への採用の働きかけも、もう一つの側面が、(憶測だが)、アラブの石油産油国に対する政策があるに違いない。電気自動車の普及>>石油消費量の削減>>石油価格の下落>>オイルダラーの覇権の終焉、という図式である。資源枯渇が懸念される現在、この政策は正にGOOD IDEAのような気がする。

12年前に私がイスラエルに通い始めた頃、一人当たりのGDPは、日本の半分くらい、中進国の印象だった。後、3-4年で、日本は、確実に追い越されそうだ。日本の法人税は、現在40%ほど、下手をすれば、トヨタも任天堂も日本を出て行く。

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プロフィール
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ひでじろう
年齢:
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性別:
男性
誕生日:
1951/04/08
自己紹介:
連絡先: hidejiro@japan21.co.jp
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