ひでじろうは、私の祖父の営んできた会社、加藤秀次郎商店から取った私のペンネーム、この1年ほど使っている。私は、海外と蜜に接するジャパン21の代表をこの8年間務めている。この25年間、テクノロジーの畑で事業開発と運営の仕事をしてきた。通算の海外出張は150回ほど、その内、米国が50回、イスラエル、50回、その他、50回が概略。海外からのゲストの対応を含めると、半分は日本語で生活し、半分は英語で生活している。その分、普通の日本人と異なる部分と、それ故に日本を愛する部分が交錯していると自覚している。日常の生活から、感性の趣くまま、とりあえずブログなる手段を通じて、自己の表現をしてみたいと思う。
シリーズBと呼ばれる2回目のファイナンスは、シリーズAよりも、2倍ぐらい以上の企業評価額となるのが「成功」の尺度、それを実現するには、いろいろの要素が必要となる。
10億円規模の開発予算を必要とするような製品であっても、多くの場合、世界中には幾つかの競合が存在するのが通例である。ブッチギリの技術的優位性を持てればそれに越したことはないが、そうは問屋がおろさない。大きな市場を狙うほど、競合はきびしくなり、大手といわれる世界のブランドが競合となる。ベンチャーの優位性は、スピード、開発のスピードで大手を12ヶ月くらいは引き離しておかないとやすやすとは使ってもらえない。技術的優位性は、ハイテクベンチャーの命、自社の技術的優位性をどう表現するか、どんな市場に持っていけば、勝てるか、その市場は、自身の身の丈にあっているか、その技術、製品を普及させる環境にあるか、或いは、世界のどの地域に行けば、その環境が整っているか、当初のビジネスプラントの乖離は無いか、多くの疑問と自問自答しながら、市場展開を図る。
シリーズAと呼ばれる最初のVCからの投資を受け、マネージメントチームを創り、いよいよ本格的な製品開発に乗り出す。シリーズAの調達額は、M$3-7程度、概ね、12-18ヶ月くらいの期間の予算に相当し、10-20人程度のチームで、当初の「製品化」ができるまでが目処となる。技術者が80%以上で、そのほかは、CEOに、営業担当VP,オフィス・マネージャーといった陣容となる。オフィスも、新しいビルになり、キッチンには、美味しいエスプレッソ、フルーツ、などなど、昼ごはんや夜食もでて、小さいくて居心地の良いものとなる。良い人材を集めるには、面白くて、成功しそうな事業機会、信用できる経営陣、良いオフィス、社用車、ストックオプションなどのインセンティブなどが必要となる。日一日と、人も増え、成長が実感できる期間となる。最高意思決定機関であるボード(取締役会)には、CEOのほか、投資元VCの担当、成功したベンチャー経営者などが、参加して執行経営陣をサポートする。