ひでじろうは、私の祖父の営んできた会社、加藤秀次郎商店から取った私のペンネーム、この1年ほど使っている。私は、海外と蜜に接するジャパン21の代表をこの8年間務めている。この25年間、テクノロジーの畑で事業開発と運営の仕事をしてきた。通算の海外出張は150回ほど、その内、米国が50回、イスラエル、50回、その他、50回が概略。海外からのゲストの対応を含めると、半分は日本語で生活し、半分は英語で生活している。その分、普通の日本人と異なる部分と、それ故に日本を愛する部分が交錯していると自覚している。日常の生活から、感性の趣くまま、とりあえずブログなる手段を通じて、自己の表現をしてみたいと思う。
今週は、或るシリコンバレーのハイテク企業のカンパニーミーティング、世界中の開発、営業、マネージメントが年に2回、ホテルに集結し、一週間の集中ミーティングをする。朝は、7:30から、夜は、パーティーを含め21時ごろまで、休憩を挟むものの、みっちり日程が詰まっている。

会社の状況、今年の戦略、研究開発の方向性、製品の説明、ロードマップ、販売の戦略、ケーススタディー、得意先毎のリビューと売り上げ計画、などなど、CEOから始まって、担当VPから、製品、市場の担当まで、プレゼンテーションとディスカッションが続く。
 
日本の終身雇用の大企業と違って、会社の人は、国籍、人種、宗教、履歴、みんなバラバラ、これをどう纏めるかがテーマ、一週間の集中ミーティングが終わったら、全員が同じ船に乗って、同じ言葉の定義を使って同じことを喋り、同じゴールに向かって働くこと。極めて単純だ。

一日目は、ウェルカム・カクテル、二日目は、カンパニー・ディナー、三日目は営業部隊のディナー、四日目は、フェアウェル・ディナーと、夜まで「仕事」が続く。最後の夜の恒例は、表に出てキューバのシガーを吸う。一本吸うのに1時間もかかる。チームワーク、働く楽しさ、会社にいる誇り、これらを創り出すためのいろいろな演出をする。
 
勿論、此の後には、DELIVER(成果を出す))する仕事が待っている。成果を上げない人は、次のミーティングにはいなくなる。こんなことを、10年もやっていると、その人の価値が客観化されてくる。

明日は、日本に帰ります。
どこのシリコンバレー企業も同じだが、多分インド人と中国人の従業員が半数以上を占める。エンジニアが中心だが、ご存知の様に、最近のシリコンバレーの成功している企業には、中国人、インド人、ユダヤ人、ロシア人などが創業者である場合も多い。
 
今回のミーティングはインドから出張で来ている開発部隊のエンジニアが私のタバコ仲間。インドは、つい最近まで、世界で一番貧しかった国の一つ、恐らく彼 らの親たちは、現在の彼らの十分の一程度の所得、(勝手な推察だが概ね当たっている?)、そして、こちらにいるインド人一世のVPたちは、多分その10倍 の年収で、平均的に2000万円くらいか。親は、自分の十分の一、隣に立っている、シリコンバレーで働くインド人VPは、自分の10倍、同じ顔をした、ご く身近にいる二人の人の所得が100倍違う現実は、なかなか迫力がある。さらに、ストックオプションでもあたれば、億円単位のお金も夢ではない。従って、 目の色が違うし、よく働く。

シリコンバレーのインド人は、主に一世で、インドで産まれて育って、こちらに働きに来ている人が多い、基本的にエンジニア。これが後20-30年もすれ ば、シリコンバレーのインド人二世が誕生する。彼らは、エンジニアとマネージメントの学位を両方持つ(こちらのマネージメントは、エンジニアリングの学位 とビジネスの学位を持っている人が大半で、ハイテクの世界では、世界の常識)ことになり、アメリカ人とガチンコ勝負をすることになる。シリコンバレーのイ ンド人は、相撲界のモンゴル人となる。
 
これが、日本の社会であれば、意地悪をすると思うのだが、アメリカの良いところを、これを現実として受け止めるところ、それぞれのアメリカ人個人は、「ガチンコ」でインド人二世と勝負することになる。
目の前にいるインド人エンジニアたちは、こんな現実の中に居る。

インド人たちは、カリフォルニア州とアメリカ国家に税金を払って貢献し、アメリカは世界のハイテクの中心に居られる。日本の所得格差議論など、世界の現実と夢に比べると迫力に欠ける。
小さなホテルは、いつも居心地が良い。イスラエルでも、シリコンバレーでも、小さな定宿がある。
 
此のホテルは、サンフランシスコ湾の西側を走る古くからの路、エルカミーノ通りに面している。木造の小さなホテルで、イーグルスのホテルカリフォルニアを想像させる。

ここの良いところは、小さいこと、安いこと、そして、ジャグジーが各部屋にあること。お湯の温度を低くして、バスジェルをいれ、泡泡をいっぱいにして、首までつかり、本を読む。こちらでの通常のお風呂は、日本人には浅すぎる。
 
一日の疲れは、これでとれる。はい、小さな幸せ、豊かな時間、その後は、いつもの様に、ネットで仕事、ビールもワインも美味しい。

本日、日本に帰ります。

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昨日は、スタンフォード大学のキャンパスに続く、ユニバーシティー通りで、晩御飯を食べた。両側に茂る街路樹、道路の両側に斜めに駐車できる、又は、裏通りに整備された無料駐車場、街路樹に巻きつけられた電飾、その道路に向かってオープンエアで繋がるレストランの造り、ここに限らず、シリコンバレーに点在するの繁華街、商店街には、お洒落感と賑わいがある。
 
これは、ヨーロッパにもイスラエルにもあるが、なぜか、日本には存在しない。駅前の商店街は、おじいちゃんとおばあちゃんが経営する旧態然とした昭和の街にマクドナルト、セブンイレブンと百円ショップしかない。いつの間にかシャッター通りと呼ばれて久しい。
 
陽の沈む国、日本の象徴的な景色のような気もする。世界に学ぶべき商店街は多い。気持ちよく、豊かに、幸福になれる街づくり、ちょっとした工夫で出来る気がするが、、、、
 明日から、一週間、シリコンバレーでのミーティング、日曜に成田を出て、ホテルにチェックインしたところ。成田エクスプレスは、予約をしないで乗った性もあるが、通路までいっぱいの立ち席、フライトも完全な満席、夏休みとはいえ、海外旅行の需要は強いようだ。なお、北米のフライト内のライター規制もなくなり、無事、3-4個のライターをアメリカまで持ち込んだ。参院選では、自民党の大敗、インターネットは、本当に便利だ。
 
シリコンバレーは、全世界の技術者の頭脳とVC投資の30%弱が集まるところ。特に、何があるわけでもなく、サンフランシスコ湾の周りになんとなく拡がっているだけの様にも見える。大雑把な歴史は、以下の通り
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ひでじろう
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1951/04/08
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