神戸ではたらく中年エンジニアのブログ

震災後に神戸で働きだしたジジイです。DBシステム、プログラムに機械装置、なんでも作ります。

#練習用

「量子コンピュータとは何か」ジョージ・ジョンソン

現代物理学で最大の発見といわれているのが、相対性理論と量子力学です。相対性理論は有名ですね。空間がゆがむとか時間が遅くなるとか、なんとなくわかるような気がします。ところが、量子力学はわかりにくい。なにしろ、量子論の基礎を考えたファインマン…

「牙―江夏豊とその時代」後藤正浩

この著者の作品って、取り上げる題材はいいんだけど、全然つっこみが足りないんすよね。 随所にみられる、上から見下ろすような文章と、なんでも知ってるぞみたいな、欺瞞さえ感じる表現。ノンフィクション作家としてはどうなんでしょう。えらそうなんすよね…

「松ヶ枝町サーガ」芦原すなお

この作者はとても文章が上手です。でもって、子供時代の滑稽さとかやさしさとか残酷さとか、イノセントな部分をうまく書き出していると思います。戦後すぐの子供達の生活。野球やメンコに夢中になっていた頃のお話です。今50歳くらいの人が読むと、とても懐…

「破線のマリス」野沢尚

「マリス」とは、ジャーナリズムの専門用語で「悪意」という意味だそうです。報道する側が記事をつくるうえで、これを盛り込むと、報道される側にとても不利になるということですね。 主人公の瑤子は34歳のテレビ局編集マン。家庭も子供も投げ捨てて、仕事…

「受け月」伊集院静

とてもやわらかい文体で綴られる、野球をモチーフにとった短篇集です。 1話目がとてもよくて、久しぶりに読みながら泣いてしまいました。電車のなかで。 受け月に祈る、人間のはかなさがとてもいいです。 スポーツに関わると、人間はとても素直になれるとき…

「蒲生邸事件」宮部みゆき

前回、ワープロの使い方を覚えた作者が、今度もがんばって使って書いた作品です。しかも本格SFに挑戦だ!今度はきっと、用語登録とか、その辺のテクニックも使えるようになったのでしょう。長い長い。文庫で680ページもの、駄文。 内容は、タイムスリッ…

「The S.O.U.P」川端裕人

「ソープ」でなくて、「スープ」です。 なかなか読み応えのある、ハッカー小説です。けっこう楽しんで読めます。 国際的に活躍するハッカーに、ある日訪ねてきた、経済産業省の役人と名乗る女。その依頼を受け、「EGG」と名乗るクラッカー集団のクラッキ…