神戸ではたらく中年エンジニアのブログ

震災後に神戸で働きだしたジジイです。DBシステム、プログラムに機械装置、なんでも作ります。

リポバッテリーで駆動するWifiカメラをラズパイゼロでつくる

リポは爆発炎上の危険があるとのことなので、電源まわりは信頼性の高いモノで。スイッチサイエンスの「5V出力付きリチウムイオン電池充電器」。3000円と、ちょっとお高めだが、充電、放電に気を使わなくてよくなるのがいい。

ケースは安定のタカチ。ウォータープルーフのやつ。むかし試供品でもらった。

f:id:hidejiroo:20181017082358j:image

kuman カメラモジュール。約2000円。

ピンバイスで小さい穴をあけてから、そこにネジ込んで4箇所を固定。
f:id:hidejiroo:20181017082407j:image

あとはラズパイにストリーミングさせればオーケーで、ネットにたくさん情報があってすぐにできた。

固定IPにしてルーターに接続すると楽なのだが、できればアドホックでやりたい。

そう思ってアドホックモードにして、会社でほったらかしにしてたら、他のパソコンがこっちに引っ張られて、ネット環境が大混乱に陥りました。

以後、気をつけます。

Tobii Eye Tracker 4C でマウス動作をサポートする

視線入力の本命ではないだろうか

tobiigaming.com

視線をトレースして、見てる場所にすぐにポインタを動かせる。

これと、前回作成した「ゆっくりマウス」を組み合わせて、入力支援にしました。

行きたいポイントを見る → ジョイスティックを倒す

と、瞬時にポインタが移動します。そのあとは「ゆっくり」動くので、微調整もやりやすい。

「視線入力装置」は、いままで数百万円と、実験機材の扱いで、一般人の手が届くものではなかったのですが、この Eye Tracker 4C は150ユーロ、アマゾン日本版で購入しても2万円というところ。

今回、半身まひの方に試してみて、非常に操作効率が上がったと喜ばれました。で、そのまま相手に実機を渡してしまったので、写真なしです。すいません。

arduino leonard を使って、すごく反応の鈍いマウスをつくる

障がい者(お年寄り)向けに、ゆっくり動くマウスを作成した

タカチのケースに内蔵する。まずは穴あけ。電動リーマーを使ったら、すげー簡単きれいにあいた。
f:id:hidejiroo:20180103092655j:image

 

ケースに納めて、ホットボンドで固定して完成。
f:id:hidejiroo:20180103092713j:image


f:id:hidejiroo:20180103113922j:image

 

ジョイスティックの動きをゆるくする

操作反応がシビアだとついていけないので、プログラムで制御する。

 スケッチはこちらにあるものを参照。

qiita.com

こちらのパラメーターを調整する。

constexpr auto THRESHOLD ( 1 ); //マウスを動かす最低距離。これ未満は反応しない。
constexpr auto RANGE ( 14 );    //マウスを動かす最大距離
constexpr auto RESPONSE_TIME ( 5 ); // 動作安定と速度調整のための遅延

反応が鈍く、ゆーっくり動くマウスが完成しました。